かわむらあきらの オリジナル折り紙を無料で公開しています
季節の折り紙を折る
はる(4月~6月)
なつ(7月~8月)
あき(9月~11月)
ふゆ(12月~3月)
種類ごとにえらぶ
おりがみ作家・川村晟って
どんなひと?
展覧会の思い出
スクラップ
川村晟の折り紙「哲学」
”――――折り紙は、
遊戯折り紙の流れをくんでおり、動物とか花とか家具とか具体的な物の形をまねることをおおかたの人が目的としている。抽象的な作品がまったくないわけではないが、もっとあっていいと思うし、もう少し幅の広いところをめざして、変幻自在に、今までの折り紙を越えたものがあっていいと思うのだ。遊びの領域のほかに、仕上がりに、息の長い工芸的価値のある作品が出てきてもいいのではないだろうか。そのためにも正方形にだけこだわっていては、きっと行きづまってしまう。ゲームはゲームで楽しいけれど、ゲームの「あがり」はただのゲームの終わりである。「できあがりの形」にもっと価値を求めるところに折り紙の行く末があるように、私は思うのだが、いかがでしょうか。――――”
新刊が発売!
日々の暮らしに役立つ小物を折り紙で作りませんか。きれいな模様の包装紙や和紙で折れば、ちょっとした器や箱、行事の飾りが見栄えよくできます。人気の縁起小物や動物も表情豊かでおすすめです。
この本では、お正月、クリスマス、雛祭り、季節の花、鳥、十二支の動物など、おりおりに使えるもの、また、テーブルウエアや、入れ物など、日常を彩ることを考えて作品を選んでいます。
ひと工夫すれば、ご自分で創作もできるようになるでしょう。ぜひ、折り紙を生活に取り入れて、楽しんでいただければと思います。
(『暮らしを彩る実用おりがみ』「はじめに」より)